遊んで学べる英文法パズルゲーム

中級編・上級編のルールでは前置詞カード(緑色のカード)を使います。
前置詞カードは使いこなせば便利で強力なのですが、使い方が少し難しいカードとなっています。
そこで、このページでは前置詞カードの使い方について、詳しく説明していきたいと思います。
ゲームの始め方やルールをまだ見ていない場合は、まずは初級編のルールをチェック!
修飾のルールについて詳しく知りたい場合は、中級編・上級編のルールをチェック!
前置詞カードとは?
そもそも前置詞って何?
前置詞とは、名詞の前に置いて意味を付け足す言葉です。場所・時間・方向・関係などさまざまな意味を付け足します。
日本語には存在しない品詞ですが、「~の」「~で」などの助詞に近い役割をもっていると考えると分かりやすいと思います。
『ABCアッセンブル』では、中級編・上級編のルールで前置詞カードを使います。前置詞カードには以下のようなものがあります。

前置詞は日本語訳に当てはめるのが難しく、苦手とする人が多い単元でもあると思います。
しかし、ゲームではとても便利で強力なカードとなっています。
組み合わせて複数の品詞になれるので、場のカードに合わせて臨機応変に対応できます。前置詞カードの強みを理解して勝利をつかもう!
前置詞カードの使い方
前置詞カードは修飾でブロックを作ることで使えます。修飾ルールは中級編・上級編のものと同じです。
前置詞カードを使うのは『修飾ルール⑤』と『修飾ルール⑥』になります。

前置詞カードを使ったそれぞれの修飾の例を紹介していきます。
⑤前置詞+名詞=形容詞ブロック

前置詞と名詞を合わせて『形容詞ブロック』を作ります。
『形容詞ブロック』は場のカードが形容詞のときに出せます。このとき場に出す順番は『前置詞、名詞』の順になります。

⑥前置詞+名詞=副詞ブロック

前置詞と名詞を合わせて『副詞ブロック』を作ります。
『副詞ブロック』は場のカードが副詞のときに出せます。このとき場に出す順番は『前置詞、名詞』の順になります。

前置詞カードの注意点
ゲーム開始時の注意点
ゲーム開始時にめくったカードが前置詞カードだった場合、めくった前置詞カードを山札の1番下に戻します。その後、次のカードをめくって場のカードにします。

ゲーム開始時に限らず、どのような場合でも前置詞カードが場のカードになることはありません。
前置詞カードを出すときの注意点
前置詞カードは1枚だけで場に出すことはできません。場のカードと同じアルファベットを含んでいても、スペルで出すこともできません。

前置詞カードは名詞カードと組み合わせてブロックを作って場に出します。『修飾ルール⑤』と『修飾ルール⑥』の使い方を参考にしてください。
修飾するときの注意点
前置詞カードを含むブロックは、他のカードやブロックを後ろから修飾します。
この順番は『修飾ルール』の順番よりも優先されます。前置詞カードを含むブロックは必ず後ろに置くと考えましょう。

上図では、前置詞カードを含む形容詞ブロック『in zoo:動物園にいる』が名詞カード『elephant:ゾウ』を修飾しています。
この場合、順番は『elephant in zoo:動物園にいるゾウ』となります。日本語訳するときは、前置詞を含むブロックから順に訳していくと自然になります。
最後に
前置詞カードは『ABCアッセンブル Part1』『ABCアッセンブル Part2』どちらにも収録されています。
難しく感じるかもしれませんが、ゲームで楽しく遊びながら前置詞の使い方を極めましょう!
より詳しいルールは以下のページをチェック!