遊んで学べる英文法パズルゲーム

 

遊び方・上級編

初級編・中級編でゲームに慣れたら、ついに上級編です!

中級編では1度に2枚までカードを出せましたが、上級編ではさらにパワーアップ!1度に最大5枚までカードを出せます!

修飾で作ったブロックをさらに他の修飾に使えます。これにより1度にたくさんのカードを組み合わせられるように!修飾を極めて、目指せ5枚出しコンボ!

上級編でも中級編と同じく前置詞カード(緑のカード)を使うので、入れておこう!

初級編・中級編のルールをまだ見ていないという場合は、まずはそちらから確認してみよう。

修飾ルール

上級編では中級編と同じく『修飾ルール』を使うことで手札の2枚のカードを組み合わて『ブロック』を作れます。

そして、上級編ではさらに作った『ブロック』を修飾に使うことができます

『修飾ルール』には次の6種類のパターンがあります。

この『修飾ルール』は実際の英語で使う修飾と同様です。

ただし、単語の組み合わせによっては本来できないものもあります。

しかし、このゲームでは特別にどの組み合わせでもOKとしています。

ブロックを使った修飾

上級編で使えるブロックを使った修飾の例をいくつか紹介します。

【例1】3枚のカードで名詞ブロックを作る

STEP1
修飾ルール③を使って形容詞ブロックを作ろう!



副詞『very』が形容詞『good』を修飾して、形容詞ブロック『very good』になります。
STEP2
修飾ルール①を使って形容詞ブロックで名詞を修飾しよう!



STEP1で作った形容詞ブロック『very good』で、名詞『cat』を修飾します。
STEP3
3枚で1つの名詞ブロックが完成!



名詞ブロック『very good cat:とても良いネコ』は名詞として扱うので、場のカードが名詞のときに3枚まとめて出せる!

【例2】5枚のカードで名詞ブロックを作る

先ほど【例1】で作った名詞ブロック『very good cat』に、さらに手を加えていこう!

STEP1
修飾ルール⑤を使って形容詞ブロックを作ろう!



前置詞『in』と名詞『school』を合わせて、形容詞ブロック『in school』になります。
STEP2
修飾ルール①を使って形容詞ブロックで名詞ブロックを修飾しよう!



STEP1で作った形容詞ブロック『in school』で、【例1】で作った名詞ブロック『very good cat』を修飾します。

前置詞を含むブロックは、他の品詞・ブロックを後ろから修飾します(後置修飾)
STEP3
5枚で1つの名詞ブロックが完成!



名詞ブロック『very good cat in school:学校にいるとても良いネコ』は名詞として扱うので、場のカードが名詞のときに5枚まとめて出せる!

日本語訳するときは、前置詞を含むブロック『in school:学校にいる』から先に訳すと自然な日本語になります。

【例3】3枚のカードで名詞ブロックを作る

STEP1
修飾ルール⑤を使って形容詞ブロックを作ろう!



前置詞『in』と名詞『zoo』を合わせて、形容詞ブロック『in zoo』になります。
STEP2
修飾ルール①を使って形容詞ブロックで名詞を修飾しよう!



STEP1で作った形容詞ブロック『in zoo』で、名詞『lion』を修飾します。

前置詞を含むブロックは、他の品詞・ブロックを後ろから修飾します(後置修飾)
STEP3
3枚で1つの名詞ブロックが完成!



名詞ブロック『lion in zoo:動物園にいるライオン』は名詞として扱うので、場のカードが名詞のときに3枚まとめて出せる!

【例4】5枚のカードで動詞ブロックを作る

先ほど【例3】で作った名詞ブロック『lion in zoo』に、さらに手を加えていこう!

STEP1
修飾ルール⑥を使って副詞ブロックを作ろう!



前置詞『with』と【例3】で作った名詞ブロック『lion in zoo』を合わせて、副詞ブロック『with lion in zoo』になります。
STEP2
修飾ルール②を使って副詞ブロックで動詞を修飾しよう!



STEP1で作った副詞ブロック『with lion in zoo』で、動詞『run』を修飾します。
STEP3
5枚で1つの動詞ブロックが完成!



動詞ブロック『run with lion in zoo:動物園にいるライオンと一緒に走る』は動詞として扱うので、場のカードが動詞のときに5枚まとめて出せる!

日本語訳するときは、前置詞を含むブロックを後ろから順に『in zoo:動物園にいる』『with lion:ライオンと一緒に』と訳していくと自然な日本語になります。

他にも色々な組み合わせができます。組み合わせは無限大!

修飾を駆使してカードをまとめて出し、勝利をつかもう!

上級編での注意点

1度にまとめて出せるカードは最大5枚まで

自分の手番で1度に出せるカードは最大5枚となります。

修飾ルールを使って6枚以上のブロックを作っても出せないので注意しよう。

実際の英語では修飾を重ねてより長い英文を作れますが、このゲームではゲームバランスを考えて1度に出せる枚数を制限しています。

1度に使える同じ品詞カードは2枚まで

修飾を使ってブロックを作る際に、修飾に使える同じ品詞カードは2枚までとなります。

同じ品詞カードを3枚以上修飾に使うことはできません。

こちらも実際の英語では問題ありませんが、ゲームバランスを考えてのルールとなります。

ゲームに慣れてきたらハウスルールで『最大5枚まで』『同じ品詞2枚まで』という枚数制限をなくして遊んでみるのもオススメです。
最初の手番のプレイヤーがいきなり7枚出しであがってしまうなんてことが起こるかも…

前置詞を使ったブロックは修飾を受けられない

前置詞を使って作ったブロック(修飾ルール⑤・⑥)は、他の品詞・ブロックから修飾を受けることができません

前置詞を使って作ったブロックで他の品詞・ブロックを修飾することはできます。

実際の英語では前置詞が作るブロック(前置詞句)が他の語などから修飾を受けることもありますが、このゲームでは一律で修飾を受けられないルールにしています。

前置詞を含むブロックは他の語を後ろから修飾する

前置詞を含むブロックが他の品詞・ブロックを修飾する場合は、その品詞・ブロックの後ろに置きます(後置修飾)

この順番は、修飾ルールの順番よりも優先されるので注意しましょう。

上図の場合は『elephant in zoo』という順番になります。

elephant⇒in⇒zoo』の順で場に出して、最後に場の1番上に『zoo』が置かれるようにします。

実際の英語のルールと同じだけど、違う部分も…

ゲームで使っている『修飾ルール』は実際の英語で使う修飾と同様です。

ただし、組み合わせによっては本来できないものもあります。

しかし、このゲームでは特別にどの組み合わせでもOKとしています。

このゲームはあくまで品詞・修飾の関係性を学ぶことを目的としています。

遊びながら英語に触れることが大切なので、細かいことは気にせずに『変な言葉ができちゃったけど、ルールに合ってるからまあいいか!』くらいの感覚で楽しんでください。

英語が得意な人同士で遊ぶ場合は、ハウスルールで『実際の英語で使える修飾のみ』という縛りを加えるのもオススメです。難易度が上がり、かなり頭を使う戦いになります。
間違えた英語を使ってしまい、他の人から指摘されたら『カードを2枚引く』『手番1回休み』などのペナルティを与えると、より面白くなるでしょう。

前置詞カードの注意点

前置詞カードは1枚だけで場に出すことはできませんそのため場の品詞が前置詞になることはありません。

場のカードと同じアルファベットを含んでいても、スペルで出すこともできないので気を付けてください。

前置詞カードは名詞カード・名詞ブロックと組み合わせてブロックを作って場に出したり、修飾をしたりします。上記の『修飾ルール⑤・⑥』の使い方を参考にしてください。

カードを出せるときでも…

中級編・上級編では、自分の手番で手札のカードを出せるときでも山札からカードを1枚引くことができます

うまくいけば修飾を使ったコンボを狙えるかも!?

『手札に前置詞カードがあるけど、名詞カードがなくて出せない…』というときや『修飾を使って一気にまとめて出したい』というときに活用しよう!

最後に

ゲームのルールなどで分からないところがあるときは『よくある質問(FAQ)』をチェックしてみてください。