『VerbMon:バブモン』を未就学児とプレイ
こんにちは、2児の父であり、ボードゲームクリエイターの上原です。
パパ友とそのお子どもたち(未就学児・小学生)と『VerbMon:バブモン』をプレイしたので記事にしていきたいと思います。

まず最初に、『VerbMon:バブモン』は遊びながら、自然と動詞の原形・過去形・過去分詞形を学ぶカードゲームです。
簡単にゲームのルールを紹介します。
ゲームのルール
手札のカードを交換してセットを作っていく麻雀のようなカードゲームです。
同じ動詞の『原形』『過去形』『過去分詞形』の3枚のカードを集めると1組の『活用セット』が完成!
6枚の手札を交換しながら、いち早く『活用セット』を2組そろえた人の勝ち!
交換する時に捨てたカードの『原形・過去形・過去分詞形』の発音をするのがポイントです!

例えば、『eat:食べる』の場合は『eat, ate, eaten』を集めることが出来れば『活用セット』が1つ集められたことになります。
実際にプレイ!
カードを交換するときには、「捨てる動詞の『原形・過去形・過去分詞形』を声に出して言ってね」と伝えます。
例えば、私が先に「eat, ate, eaten(イート、エイト、イートゥン)」と発音して聞かせると、子どもたちはそれをまねして繰り返します。
アルファベットやカタカナの読みがまだ苦手な子でも、耳で聞いた音をそのままマネするのは意外と簡単なようで、楽しみながら口に出して覚えてくれます。
楽しく遊べる!
動詞の『原形・過去形・過去分詞形』を集めるゲームです。
しかし、同じ絵のカードの『青いカード:原形』と『緑のカード:過去形』と『紫のカード:過去分詞形』を集めるんだよ!と説明をしたら子どもたちは楽しく遊べました。
3色そろえればOKなので、「原形・過去形・過去分詞形」という難しい文法用語が分からなくても大丈夫。感覚的に遊べるのが、このゲームのよいところです。
未就学児の子どもたちとも一緒に楽しく遊べることを実感できて、とても嬉しかったです。
なにより、自分の子どもと、自分が作ったゲームで笑い合えたことが、本当に幸せな時間でした。
驚くべき吸収力
2~3回プレイすると、子どもたちは私が発音を言わなくても『bring, brought, brought(ブリング・ブロート・ブロート)』などと言えるようになっていました。
絵を見ただけで『原形・過去形・過去分詞形』をすらすら言えるようになっていて驚きました。
『原形・過去形・過去分詞形』を自分で言うのはもちろん、友達が言っているのを聞いているので、思った以上に発音の経験値が積み重なっているのだと思います。
子供の吸収力の高さには、いつもながら感心させられます。
最後に
今回のプレイレポートでは、未就学児・小学生と一緒に遊んだ様子をご紹介しました。
英語に触れる機会としても、楽しい時間としても、とても充実したひとときになりました。
子どもたちは、英語を発音するときも私の発音をよく聞いてまねし、「英語らしい音」で自然と話してくれます。
英語は日本語に比べて音の周波数が高いと言われますが、子どもたちはその高い音域の発音も難なくこなしていました。本当にすごい!
「まだアルファベットが分からない未就学児には早いのでは?」と思う方もいるかもしれませんが、そんなことはありません。
発音を耳で覚えておくことで、のちにアルファベットを学んだときに、「音と文字」のつながりをスムーズに理解できるようになります。
日本語の習得も、最初は『音』から入ったと思います。
子どもは文字が読めなくても、「おはよう」や「ありがとう」といった言葉を自然と話せるようになります。
たくさん聞いて、まねして、声に出していくうちに、意味をつかみ、そしていつか「音と文字」のつながりを自分の中で理解できるようになる。
日本語も英語もまったく同じなんです。
「英語って楽しい!」「発音できた!」という体験が、将来の英語学習への自信と興味につながってくれたら、こんなに嬉しいことはありません。
これからも、自分で作ったゲームを通して、もっともっとたくさんの笑顔と英語の「できた!」を届けていきたいと思います!